2013年8月26日月曜日

Texworksのタイプセットの編集

TeXを書くときは、TeXworksを用いて書いている。 

TeXに画像を貼付けようとしたときにxbb fileがないと

!LaTeX Error: `foo.xbb' not found. Use -shell-escape option to generate automatically.

というエラーを出され困ってしまうことが多々あった。
こんなときは一度ターミナルで
extractbb foo.png
とすればxbb fileが作成され、TeXworksでもコンパイルが通る。
しかしいちいち画像のはりつけで、xbb file作成するのは面倒になってくる。そこで、xbb fileがなくてもコンパイルがTeXworksで通るように、新しいタイプセットを作ることに。

その際以下の手順で新しいタイプセットを作成できた。

1. ターミナルでtexbinへ移動
cd /usr/texbin
2.pdfplatex ファイルをコピー
cp pdfplatex pdafplatex_shellescape
3.pdfplatex_shellescapeの中身を、以下のように変更
#!/bin/sh
platex --shell-escape -synctex=1 "$1" && \ 
dvipdfmx -f otf-hiragino.map "`basename "$1" .tex`"
4.TeXworksを起動しメニューバーのTeXworksから環境設定を開く。

5.タイプセットの編集をクリック

6.名前をpdfplatex+shellescapeとして(自分の好きな名前にしてOK)、プログラムをpdfplatex_shellescapeに設定。引数に$basenameを追加してOKをおす。



























7.コンパイル時に作成したpdfplatex+shellescaoeを選択すればxbb fileがなくてもコンパイルできる!

以上の手順をふめばコンパイル時に必要なオプションを随時ついかして、オリジナルのタイプセットを使うことができるようになる。

ちなみに自分は横置きのタイプセットも作った。参考までに以下に示す。
#!/bin/sh 
platex -synctex=1 "$1" && \ >/br>
dvipdfmx -p a4 -l -f otf-hiragino.map "`basename "$1" .tex`"
使う際は
\documentclass[landscape]{jarticle}
とすれば横置きとなる。

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